米国クールスーツ製・プロクールRシステムです。 夏場のツーリングカーレースなどで勝敗はもちろん、健康上の重大な問題ともなるドライバーの熱中症対策。 近年、自動車メーカー系ワークスチームでは非常に高価な特殊小型エアコンを自チームのレース車両に搭載していますが、実は熱伝導率の違いから冷風を当てて冷却する「空冷式」は効率が悪く、「水冷式」には適いません。 その証拠に皆さんの車に搭載されている内燃エンジンは元々シンプル軽量な空冷だったにも関わらず、今ではより安定して高効率な冷却が可能な水冷へと切り替わっています。 またマフラーなどに使われる遮熱板はあえて空間を設けて空気の層=熱を伝えにくい断熱層ができるよう設置されています。 さらに身近な例では、同じ100度でも人間が熱湯風呂に飛び込めば即座に熱傷を負うにも関わらず、サウナ風呂では熱傷を負わない事からも水と空気の熱伝導率がどれほど違うのかがお分かり頂けると思います。 いくら技術が進歩しても冷却には空気よりも水の方が遥かに高効率という事に変わりはありません、しかし従来型の水冷クールスーツは冷却に氷を使用する為にシステム全体の重量と冷却持続時間に欠点がありました。 そんな一長一短を解決したのがクールスーツ・プロクールRシステム。本製品はクーリングガーメント(専用着衣)に冷水を循環させて体温を冷却する仕組みは従来のクールスーツと同じですが、冷却方法に超小型の電気冷水機式(ウォータークーラー)を採用。 つまりプロクールRシステムは何時間使い続けても冷却効果が終わる事がありません。 当プロクールRシステムは車両からのDC12v電源にて駆動し、炎天下の停車中でもスイッチをONにすればクーリングガーメント(冷却服)を冷水が循環して強力な体温冷却効果を発揮(2段階温度調整可)、さらにホース接続コネクターには万が一の際に車両からの緊急脱出が必要な場面でも引っ張られるだけで接続が解除されるFIA公認セーフティードライコネクターを採用しており安全対策も万全です。
商品7/8